「う゛ぉぉぉぉいっ!!いつまで追いかけて来る気だぁッ?!」

「止まるまでよ!止まりなさい!!」



「止まれと言われて止まる奴はそうそういないぜぇ……」





新年早々、ヴァーリアの本拠地らしい屋敷で鬼ごっこが起きてるよ。

なぜか、ボクは実況しろって言われてるから続けるよ。






逃げるスクアーロは、本当に必死で逃げてるね。

理由は追いかけるの腕に抱えるものにあるみたい。





それは、以前日本に行ったときに買ったという着物や簪一式…






ボク、何となく、この状況がわかったよ。












「ふっ、甘いよスクアーロ!アタシの脚力を忘れたかッ!!」










の脚力は素晴らしいんだ。


短距離、長距離共にヴァーリアの中で一番を誇るんだよ。



攻撃力は無い分スピードでカバー出来るからこそ今、ここにいるんだけどね。











あ、スクアーロが捕まった……



ご愁傷様、スクアーロ。



捕まったから、ボクも実況を終わるよ。


集まるように指令が出てるからね。



…どうせがボスを脅したんだろうけど



ヴァーリアで最強なのはだよ。


逆らったら何されるかわかんないし、いつのまにか弱み握ってるし。



























「みんなー、おまたせー」


「…遅いよ。」



「ごめんねー、馬鹿鮫の抵抗が凄くてさー」

「それでスクアーロはどうしたの?」

「ここー」





は扉の外に腕をのばし、スクアーロの腕を掴み部屋にいれた。






そして、沈黙。


























沈黙が続くからこっそり実況するよ。

入ってきたのは、スクアーロかわからない位に飾られた奴。


まぁ、あの髪色とか見るとスクアーロなんだけどね。





服は着物、髪は纏められて簪をさしてあるし、化粧もされてるから……

ホントに女に見えるよ。







凄いのは、そういう顔立ちのスクアーロか、化粧したの腕なのかはわからないね。





「うししっ、スクアーロかなり似合ってるじゃん。一瞬誰かと思ったじゃん。」

「人って化粧で変わるものねぇ〜」



「でしょー、アタシも化粧してて思ったよー。スクったらアタシよりも可愛くなるんだもの。」







あーあ、スクアーロは、もうどうにでもしてくれって感じ。



とりあえず、今年もいろいろとターゲットになるのはスクアーロみたいだね。


ボクじゃなければ構わないけど。







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ここの鮫は弄られやすいですよv
なんたって管理人がSなのでv

A HAPPY NEW YERA!!
今年も、よろしくお願いします!

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